クラウドファンディングの手数料比較|主要8サイトの率と支援額別の手取り

クラウドファンディングの手数料は、購入型の主要サイトで支援総額の10〜20%です。公式ページで確認できるのはCAMPFIREの17%(利用手数料12%+決済手数料5%、税別)、Makuakeの20%(税抜、決済込み)、machi-yaの25%(20%+5%、税別)、GREEN FUNDINGの20%/13%(税込)、Kibidangoの15%(税別)で、READYFORは2018年の公式発表(12%/17%)と記事の記載(14%)が混在します。
この記事では8サイトの率を「公式」と「記事の記載」に分けて一覧にし、支援額別の手数料額、決済手数料と税の扱い、未達時の扱い、手数料以外にかかる費用を整理します。プラットフォーム全体の比較は人気ランキングの記事に書いています。
クラウドファンディングの手数料一覧(購入型8サイト)
購入型クラウドファンディングの手数料は、プラットフォームの利用手数料と決済手数料の合計で、成立時に支援総額から差し引かれます。CAMPFIREのヘルプセンターは利用手数料12%+決済手数料5%(消費税別)、Makuakeは応援購入総額の20%(税抜、決済手数料込み、2024年7月に18.2%から改定)と公式に案内しています(いずれも2026年9月24〜25日確認)。GREEN FUNDINGとKibidangoは公式ページ、READYFORは2018年の公式発表と比較記事の記載で、根拠の欄で区別しました。
| サイト | 手数料(起案者負担) | 内訳・条件 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| CAMPFIRE | 17% | 利用12%+決済5%、税別 | 公式ヘルプ |
| Makuake | 20% | 税抜、決済込み、初期費用無料 | 公式発表 |
| machi-ya | 25% | 利用20%+決済5%、税別 | 公式ヘルプ(CAMPFIRE) |
| READYFOR | 12%または17% | シンプル7%+5%/フルサポート12%+5%(2018年発表)。記事では14%+税 | 公式発表(2018)・記事 |
| GREEN FUNDING | 20%/13% | スタンダード20%/パートナー13%、税込 | 公式(about) |
| Kibidango | 15% | 税別、成功時のみ。2025年7月1日に10%から改定 | 公式(実行者向けページ) |
| Kickstarter | 5%+決済 | 決済手数料は国・通貨で異なる | 公式ヘルプで要確認 |
| Indiegogo | 5%+決済 | 同上 | 公式ヘルプで要確認 |
「税別」と「税込」の違い
CAMPFIREとMakuakeの率は税別(税抜)表示なので、実際の差引額は率×1.1です。CAMPFIREの17%は税込で18.7%、Makuakeの20%は税込で22%になり、マイベストの記事はこの税込の数字(18.7%・22%)で表示しています。GREEN FUNDINGの20%は記事では税込表示です。比較するときは、税込に揃えてから並べてください。
決済手数料は含まれているか
CAMPFIREは利用手数料と決済手数料を分けて表示し、Makuakeは決済手数料込みの1本で表示しています。READYFORの公式発表も7%+5%、12%+5%と分けています。決済手数料込みかどうかで見た目の率が変わるので、「合計で何%引かれるか」に揃えて比べます。GREEN FUNDINGは起案者の手数料とは別に、支援者側がシステム利用料(2万円未満440円、2万円以上2.2%、2024年12月16日以降)を払う仕組みを公式ヘルプで案内しています。
比較記事の手数料は、税別・税込、決済込み・別の表記が混ざっています。当サイトが公式で確認できたのはCAMPFIRE・Makuake・machi-ya・GREEN FUNDING・Kibidangoの5つで、READYFORは契約前に公式のプラン表で確認してください。
支援額別の手数料額の早見表
率だけでは実感しにくいので、支援額100万円・300万円・500万円・1,000万円で、公式で確認できた4サイトとREADYFORの手数料額を並べます。税別の率で計算し、消費税は別です。READYFORは2018年発表の12%で計算し、記事記載の14%を括弧で添えています。
| 支援総額 | CAMPFIRE 17% | Makuake 20% | machi-ya 25% | READYFOR 12%(記事14%) | Kibidango 15% |
|---|---|---|---|---|---|
| 100万円 | 17万円 | 20万円 | 25万円 | 12万円(14万円) | 15万円 |
| 300万円 | 51万円 | 60万円 | 75万円 | 36万円(42万円) | 45万円 |
| 500万円 | 85万円 | 100万円 | 125万円 | 60万円(70万円) | 75万円 |
| 1,000万円 | 170万円 | 200万円 | 250万円 | 120万円(140万円) | 150万円 |
同じ300万円でも、READYFORのシンプルプラン(36万円)とmachi-ya(75万円)では39万円の差です。ただし訪問数はMakuake・CAMPFIREが400万超に対しREADYFORは約240万、Kibidangoは約11.6万(マイベストの記事)で、手数料の低さは集客を自分で担う前提の値段です。
手数料の差39万円は、広告費に置き換えると分かりやすいです。自分で39万円分の集客ができるなら手数料の低いサイト、できないならその差額で大手の露出を買っている、と考えてください。
手数料が低いサイトを選んでいいか
手数料が低いサイトは、訪問数が少なく、サポートも薄い傾向です。WEEVAの比較記事は「手数料が安い=良いサイトではなく、プロジェクトに適した選択が成功を左右する」と書いています。自力で集客できる商品ならKibidangoやREADYFORのシンプルプランで手元を増やせますが、プラットフォームの露出とサポートに頼るなら、Makuake・CAMPFIREの率は集客込みの値段です。
未達のときの手数料
All-or-Nothing方式で未達なら、CAMPFIRE・Makuakeとも手数料はかかりません(CAMPFIREヘルプ、Makuake公式の記載)。All-in方式は1円以上で成立するので、集まった額に手数料がかかります。MotionGalleryは達成時10%・未達時20%と記事にあり、Kibidangoは成功時のみ15%です(公式)。未達時の率を上げる設計のサイトは、All-or-Nothingで確実に届く目標に置く必要があります。
- All-or-Nothingで未達 → CAMPFIRE・Makuakeは手数料なし(公式)
- All-inで未達 → 集まった額に通常の率がかかる
- MotionGallery → 未達時20%とする記事あり。Kibidangoは成功時のみ15%(公式)
- GREEN FUNDING → 支援者負担のシステム利用料は不成立時に返金(公式ヘルプ)
注意 手数料は各サイトが改定します。CAMPFIRE・Makuake・machi-ya・GREEN FUNDING・Kibidangoは2026年9月24〜25日に公式ページで確認した率、READYFORは2018年の公式発表と比較記事の記載、Kickstarter・Indiegogoは公式ヘルプで要確認です。契約前に各社の公式ページで最新のプランを確認してください。
起案者が払わない「支援者負担型」
手数料0%をうたうサイトは、起案者の代わりに支援者が手数料を払う設計です。gooddoの記事は、For Goodが支援者負担5%+200円で起案者0%、GIVING100(Yogibo)が起案者0%、CAMPFIRE for Social Goodが支援者負担12%+税で起案者0%と整理しています(2026年9月25日確認)。社会貢献・寄付型が中心で、購入型の物販では選択肢が限られます。
支援者負担の見せ方
支援者が手数料を払う場合、リターン価格に手数料が上乗せされて表示されるので、支援者から見た価格が上がります。GREEN FUNDINGのシステム利用料も同じで、2万円以上の支援なら2.2%が支援者の負担です。リターンの価格を決めるときは、支援者が実際に払う額で競合と比べてください。
手数料以外にかかる費用
手数料は費用の一部で、リターンの原価と送料、撮影・ページ制作・広告の費用、代行に頼む場合の代行費が別にかかります。Makuakeの公式記事は、手数料15〜20%に発送料1件500〜1,500円・梱包100〜300円などを足すと、100万円の支援で手取りが32万円になる例を示しています(2026年9月25日確認)。代行費は当サイト掲載52社のうち料金を公開する16社で初期費用の中央値11.5万円、成功報酬10〜20%です(2026年9月24日時点)。
| 費用 | 目安 | 出典 |
|---|---|---|
| プラットフォーム手数料 | 支援総額の10〜25% | 各社公式・記事 |
| リターンの原価 | 支援額の30%が目安 | Makuake記事 |
| 送料・梱包 | 1件500〜1,500円+100〜300円 | Makuake記事 |
| 撮影・動画・ページ制作 | 写真数万円、動画数十万円 | Makuake記事 |
| 代行費 | 初期中央値11.5万円+成功報酬10〜20% | 当サイト集計 |
総コストの計算例と代行費の実額は代行費用の記事にまとめています。
自分で選ぶか、代行に相談するか
手数料だけで選べるのは、集客を自分で担える人です。SNSや既存顧客で初日の支援を作れるなら、手数料の低いサイトで手元を増やせます。集客をプラットフォームや代行に頼る場合は、手数料と代行費を合わせた総コストで比べます。当サイト掲載52社のうち3つ以上のプラットフォームに対応する会社は8社で、手数料込みで比較の相談ができます。
自分で選ぶ人
- SNSや既存顧客で初日の支援を作れる
- ジャンルとプラットフォームの相性がはっきりしている
- 税別・税込と決済込みの違いを自分で揃えて比べられる
手数料の低いサイトで手元を増やせます。プラットフォームの比較は人気ランキングの記事を参照してください。
代行に相談する人
- 集客をプラットフォームや代行に頼る
- 複数サイトで迷い、手数料込みで目標金額を決めたい
- 海外サイトで決済手数料と為替が絡む
複数のプラットフォームに対応する会社は掲載52社中8社です。
よくある質問
クラウドファンディングの手数料について、検索や問い合わせで多い疑問を4つにまとめました。率は各社公式ページと比較記事に2026年9月25日時点で記載されていたもので、改定されることがあります。契約前に各社の公式ページで最新の率と税の扱いを確認してください。
クラウドファンディングの手数料の相場はいくらですか?
購入型の主要サイトで10〜20%です。公式で確認できるのはCAMPFIRE17%(税別)、Makuake20%(税抜)、machi-ya25%(税別)で、GREEN FUNDINGは20%(税込)、Kibidangoは15%(税別)が公式で、READYFORは12〜17%(2018年発表。記事では14%)です。
手数料が一番安いサイトはどこですか?
READYFORのシンプルプラン12%(2018年公式発表)が最も低く、Kibidango15%(税別、公式)、CAMPFIRE17%が続きます。手数料が低いサイトは訪問数が少ないので、自力の集客が前提です。
目標未達のとき手数料はかかりますか?
All-or-Nothing方式で未達なら、CAMPFIRE・Makuakeとも手数料はかかりません。All-in方式は集まった額に手数料がかかります。MotionGalleryは未達時に20%とする記事があります。
手数料に消費税はかかりますか?
CAMPFIRE・Makuakeの率は税別(税抜)表示で、実際の差引額は率×1.1です。CAMPFIRE17%は税込18.7%、Makuake20%は税込22%です。手数料は課税仕入なので、課税事業者なら仕入税額控除の対象です。
まとめ
クラウドファンディングの手数料は購入型で10〜20%で、公式に確認できるのはCAMPFIRE17%・Makuake20%・machi-ya25%(税別)、GREEN FUNDING20%/13%(税込)、Kibidango15%(税別)で、READYFORは2018年発表と記事の記載が混在します。税別・税込と決済込みの違いを揃えて比べ、支援300万円ならREADYFOR36万円からmachi-ya75万円まで差があります。手数料が低いサイトは集客を自分で担う前提で、手数料以外にリターン原価・送料・制作費・代行費がかかるので、総コストで判断してください。
出典
- CAMPFIREヘルプセンター「手数料について」(2026年9月25日確認)
- 株式会社マクアケ「手数料改定のお知らせ」(2026年9月24日確認)
- READYFOR株式会社「業界最安水準手数料12%のシンプルプランを新設」(2018年)(2026年9月25日確認)
- GREEN FUNDINGヘルプ「システム利用料及び事務局手数料について」(2026年9月25日確認)
- GREEN FUNDING「about」(2026年9月25日確認)
- Kibidango「クラウドファンディングを開催する」(2026年9月25日確認)
- machi-ya「machi-yaとは」(2026年9月25日確認)
- リタテラス「クラウドファンディング手数料を一覧で比較」(2026年9月25日確認)
- gooddo「クラウドファンディング手数料を一覧表で比較」(2026年9月25日確認)
- 株式会社WEEVA「手数料が安いクラウドファンディングは?14サイトを徹底比較」(2026年9月25日確認)
- マイベスト「クラウドファンディングサイトのおすすめ人気ランキング」(2026年9月25日確認)
- Makuake「クラウドファンディングのデメリットやトラブルと失敗しないための対策」(2026年9月25日確認)
