クラウドファンディングのコンサルとは|代行との違い・費用・探し方

クラウドファンディングのコンサルを探す人の多くは、「作業は自分でやれるが、目標金額やリターンの決め方、公開のタイミングといった判断に自信がない」という状態です。この記事では、コンサルが何をしてくれるのか、丸ごと任せる代行と何が違うのか、いくらかかるのかを、公開されている料金の実例と当サイトのデータで説明します。当サイト掲載52社のうち、伴走コンサルに対応する会社は22社で、そのうち8社が料金を公開しています(2026年9月24日時点)。
この記事の結論
- コンサルは 作業は自分、判断だけプロに相談する形。代行(作業ごと任せる)より安く、公開例はスポット1.1万円/60分、伴走9.9万円〜(SHARES)
- 当サイト掲載52社のうち伴走コンサルに対応するのは 22社、料金公開は8社(初期0〜60万円、成功報酬10〜20%)
- 初期費用0円で相談から始めるなら HS広告スタジオ、相談と実務をまとめるなら NO WAVE、READYFORで定額なら 起業サポートセンター東京
- 相談を始めるタイミングは 企画段階(ページを書く前、公開の2か月以上前)
※当サイト掲載52社の公式サイト記載を2026年9月24日時点で集計。料金は各社が公開している最低額、実績は同社公表値です。
掲載は全社無料で、社名の掲載順は当サイトのデータ(支援範囲・料金の公開状況)にもとづきます。本記事にPRリンク・アフィリエイトリンクは含みません。公式サイトへのリンクは nofollow です。
クラウドファンディングのコンサルとは
クラウドファンディングのコンサルとは、購入型クラウドファンディングの企画・ページ制作・集客・運営について、起案者の判断を助ける助言型の支援のことです。ページを作る、広告を出す、リターンを発送するといった作業そのものは起案者が行い、コンサルは「何を、いつ、どの順で」を一緒に決めます。CAMPFIREアカデミーは、成功のノウハウが無い場合や、新商品のテストマーケティングとして使いたい場合に外部の支援を検討するよう案内しています(2026年9月24日確認)。
コンサルと代行の違い
コンサルと代行の違いは、作業を誰がやるかです。代行はページ制作・撮影・広告運用・発送などの作業を会社が引き受け、コンサルは助言に徹します。費用も違い、上位記事はフル代行を「初期費用30〜50万円+成功報酬10〜20%」、コンサル型を「10万円〜」と書いています(リタテラス・WEEVA・行政書士ウェブサポートの各記事、2026年9月24日確認)。
| 項目 | コンサル | 代行(フル) |
|---|---|---|
| 作業をするのは | 起案者 | 代行会社 |
| 会社がやること | 助言・チェック・進行管理 | 企画から発送まで実務 |
| 費用の型 | 定額(時間・回数)が中心 | 初期費用+成功報酬が中心 |
| 向く人 | 時間と人手はあるが判断に迷う | 時間か人手か技術が足りない |
実際には両者の中間があり、「助言+ページ制作だけ」「助言+広告運用だけ」のように、足りない工程だけ実務を足す組み合わせを多くの会社が受けています。
コンサルに相談できること
コンサルに相談できるのは、企画・制作・集客・運営の4段階それぞれの判断です。リトルリンクの記事は、企画段階で相談を始めるのが理想と書いており、あおにの記事は「ページを最後まで読む人は2割」というデータを挙げて、ページ構成の判断に経験者の目が要ると説明しています(いずれも2026年9月24日確認)。
| 段階 | 相談する内容 | 起案者がやる作業 |
|---|---|---|
| 企画 | 目標金額、All-in/All-or-Nothingの選択、リターンの価格帯 | 商品の準備、原価計算 |
| 制作 | ページの構成、最初の3行、写真の選び方 | 文章を書く、撮影する |
| 集客 | 公開前に誰に何を伝えるか、公開日の決め方 | SNS投稿、知人への連絡 |
| 運営 | 活動報告の頻度、失速したときの打ち手 | 支援者対応、発送 |
表の「相談する内容」は、上位記事が共通して挙げるコンサルの支援範囲を当サイトで整理したものです。
コンサルの価値が一番出るのは企画段階です。目標金額とリターンは公開後に直しにくいので、相談するなら「ページを書く前」に始めてください。
コンサルの費用
クラウドファンディングのコンサル費用は、時間単位のスポット相談と、期間を通じて相談できる伴走型の2つに分かれます。公開されている実例では、SHARESがスポット相談11,000円(税込、60分)、伴走型99,000円(ZOOM相談3回)、フルサポート165,000円(相談無制限)を成功報酬なしの定額で提示しています(同社料金表、2026年9月24日確認)。リトルリンクの記事はスポットコンサルを「1〜5万円/回」、他の記事はコンサル型を「10万円〜」と書いています。
公開されている料金の実例
当サイト掲載52社のうち伴走コンサルに対応する22社で、料金を公開しているのは8社です(2026年9月24日時点、各社公式サイトの記載)。コンサル単体の料金ではなく、助言に実務を組み合わせたプランの金額が中心です。
HS広告スタジオ
couleurweb(ネットショップBASE制作代行)
FUNDBOOST(ファンドブースト)
クラファン屋(HIPPS Ad Agency)
hashimoton
起業サポートセンター東京
合同会社ココロザシ| 会社 | 初期費用 | 成功報酬 | 対応プラットフォーム |
|---|---|---|---|
| HS広告スタジオ | 0円〜 | 記載なし | CAMPFIRE |
| couleurweb | 1.5万円〜 | 記載なし | CAMPFIRE |
| FUNDBOOST | 9.9万円〜 | 15% | CAMPFIRE・Makuake・READYFOR ほか |
| クラファン屋 | 10万円〜 | 20% | Makuake・CAMPFIRE・GREEN FUNDING |
| NO WAVE | 11万円〜 | 11% | CAMPFIRE・Makuake・READYFOR ほか |
| hashimoton | 11万円〜 | 10% | CAMPFIRE |
| 起業サポートセンター東京 | 20万円〜 | 記載なし | READYFOR |
| 合同会社ココロザシ | 60万円〜 | 記載なし | Makuake |
金額は各社が公式サイトに載せている最低額で、プランによって上がります。残り14社は要問い合わせです。最新の値は伴走コンサル対応の会社一覧で確認してください。
コンサル対応で料金を公開している会社から3社
8社の中から、「初期費用0円」「相談と実務をまとめて頼める」「READYFORで定額」という3つの見方で1社ずつ挙げます。社名・料金・支援範囲は当サイトの掲載データを転記したもので、実績は同社公表値です。

コンサルを含めて初期費用0円なら
HS広告スタジオ
愛知県 料金 初期 0円〜
| 対応プラットフォーム | CAMPFIRE |
|---|---|
| 料金(公式サイトの記載) | 初期 0円〜 |
| 支援範囲 | 企画・コンセプト設計、ページ制作、撮影・動画、PR・プレスリリース、広告運用、リターン設計、審査対応・申請代行、物流・発送・CS、戦略相談・伴走コンサル |
| 公表実績 | 公式サイトに記載なし |
当サイトのデータで見た根拠
伴走コンサルに対応する22社のうち、初期費用0円を公式サイトに記載しているのはHS広告スタジオだけです(2026年9月24日時点)。
支援範囲は企画・ページ制作・撮影・PR・広告・リターン設計・審査対応・発送・伴走コンサルの9項目で、CAMPFIRE専業です。
成功報酬の率と、0円に含まれる工程の範囲は公式サイトに記載がありません。実績の公表もないため、問い合わせでの確認が前提です。
向いている人
- CAMPFIREで実施する
- 初期費用を出さずに相談から始めたい
- 愛知県周辺で対面の相談もしたい
「0円」の範囲がどこまでかを最初に聞いてください。相談だけ無料で、制作は別料金という設計も一般的です。
相談と実務をまとめて頼むなら
NO WAVE
記載なし 料金 初期 11万円〜 / 成功報酬 11%
| 対応プラットフォーム | CAMPFIRE・Makuake・READYFOR・GREEN FUNDING |
|---|---|
| 料金(公式サイトの記載) | 初期 11万円〜 / 成功報酬 11% |
| 支援範囲 | 企画・コンセプト設計、ページ制作、撮影・動画、事前集客、物流・発送・CS、広告運用、リターン設計、審査対応・申請代行、戦略相談・伴走コンサル、インフルエンサー・SNS施策 |
| 公表実績 | 公式サイトに記載なし |
当サイトのデータで見た根拠
伴走コンサルを含む10工程に対応し、料金を公開しているのはNO WAVEとクラファン屋の2社です。NO WAVEは初期11万円+成功報酬11%で、クラファン屋(10万円+20%)より率が低い設定です(2026年9月24日時点)。
対応プラットフォームはCAMPFIRE・Makuake・READYFOR・GREEN FUNDINGの4つです。
件数・金額の公表実績は公式サイトに記載がありません。
向いている人
- 判断の相談から撮影・発送まで1社にまとめたい
- プラットフォームをこれから決める
- 初期費用は10万円台に抑えたい
コンサルと実務を同じ会社に頼むと、助言が「自社に発注させる方向」に寄る可能性があります。工程ごとの見積もりを出してもらい、外せる工程を確かめてください。

READYFORで、企画とリターンの相談中心なら
起業サポートセンター東京
東京都 料金 初期 20万円〜
| 対応プラットフォーム | READYFOR |
|---|---|
| 料金(公式サイトの記載) | 初期 20万円〜 |
| 支援範囲 | 企画・コンセプト設計、リターン設計、戦略相談・伴走コンサル |
| 公表実績 | 公式サイトに記載なし |
当サイトのデータで見た根拠
READYFOR対応を明記する6社のうち料金を公開するのは3社で、成功報酬のない定額(初期20万円)で頼めるのは起業サポートセンター東京だけです(2026年9月24日時点)。
支援範囲は企画・リターン設計・伴走コンサルの3項目で、ページ制作や撮影は含まれません。作業は自分でやり、判断だけ相談する使い方に合った構成です。
実績の公表はありません。定額なので、支援額が大きくなっても費用は増えません。
向いている人
- READYFORで実施する
- ページや撮影は自分でやれる
- 成功報酬のない定額で費用を固定したい
定額20万円は、支援額300万円で成功報酬15%を払う場合(45万円)より安く、100万円なら(15万円)より高くなります。目標額で損益が入れ替わる点に注意してください。
コンサル費用が見合う条件
コンサル費用が見合うかは、「自分で判断して失敗したときの損失」と比べて決めます。目標未達で終わると、準備にかけた2〜3か月と撮影などの実費が戻りません。CAMPFIREアカデミーは公開までの準備を45日、資金調達までを2〜3か月と案内しており、この期間の判断を数万円〜十数万円で補強できるなら、目標金額が100万円前後でも見合う場合があります。逆に、SNSに既存のフォロワーがいて過去に達成経験があるなら、プラットフォームの担当者の助言だけで足りることが多いです。
注意 「コンサルを入れると成功率が2倍」といった数値は、各社記事に母数や条件が示されていないものがほとんどです。当サイトでは根拠として扱っていません。費用対効果は自分の商品と支援者の数で見積もってください。
コンサルが必要な人、不要な人
コンサルが必要かどうかは、時間・人手・技術の3つがあるかと、判断に迷う点があるかで決まります。あおにの記事は「時間と人手に余裕がある」「予算が限定的」「想いを直接伝えたい」人は自力を、「本業が忙しい」「ノウハウを知りたい」「経営に役立てたい」人は支援を勧めています。スバキリ商店の記事は目標100万円以下でSNSのフォロワーが1,000人以上なら自力を、撮影やマーケティングの技術が無いなら支援を勧めています(いずれも2026年9月24日確認)。
自分で進める人
- 過去に購入型クラウドファンディングを達成した経験がある
- 目標金額が100万円以下で、身近な支援者を数えられる
- プラットフォームの担当者(キュレーター)に相談できる
- 公開までに2か月以上の準備期間がある
手順はクラウドファンディングのやり方にまとめています。
コンサルを検討する人
- 初めてで、目標金額とリターンの決め方に自信がない
- 作業は自分でやれるが、公開日や集客の順番を決められない
- 目標金額が数百万円で、失敗したときの損失が大きい
- クラファン後のEC・卸まで見据えて設計したい
足りない工程だけ実務を足せる会社もあります。52社の一覧で支援範囲を絞ってください。
プラットフォームの担当者で足りる場合
CAMPFIREやMakuakeには、審査を通ったプロジェクトに担当者(キュレーター)が付き、ページの改善点や公開日の相談に応じます。この助言は無料で、初めての起案者の多くはこれで進めています。ただし担当者は多数の案件を抱えており、目標金額の妥当性や事前集客の設計まで踏み込んだ助言は限られます。そこがコンサルの受け持ちです。
コンサルが向かない場合
商品や企画そのものがまだ固まっていない段階では、コンサルに相談しても判断材料が足りません。あおにの記事も「企業に合った提案をしてくれない場合がある」「コンサルを入れたからといって成功するわけではない」とデメリットを挙げています。まず商品の原価・納期・身近な支援者の数を数えてから相談すると、費用が無駄になりにくいです。
コンサルの選び方
コンサルを選ぶ基準は、自分が使うプラットフォームでの実績、データで語れるか、言葉が分かりやすいか、の3つです。あおにの記事は「データに基づいた傾向を答えられるか」「分かりやすい言葉を使っているか」「企業経営を理解しているか」を挙げ、note の起案者向け記事は「相性と段取り力で結果の大半が決まる」と書いています(いずれも2026年9月24日確認)。
初回相談で聞くこと
初回相談は多くの会社が無料または低額で受けています。同じ質問を2〜3社にして、答えの具体性を比べてください。
- 自分と同じジャンル・同じプラットフォームでの直近の実績は何件で、どのプロジェクトか
- 目標金額をいくらに置くべきか、その根拠となる数字は何か
- 公開前の集客で、最初の2週間に何をするか
- 相談の回数・時間の上限と、超えた場合の料金
- 実務(ページ制作・広告)を追加で頼む場合の料金
対応プラットフォームで絞る
伴走コンサルに対応する22社の対応プラットフォームは、CAMPFIREが15社、Makuakeが10社、READYFORが6社、GREEN FUNDINGが3社、Kibidangoが2社です(2026年9月24日時点、当サイト集計)。プラットフォームによって審査基準やページの型が違うので、使う予定のプラットフォームでの実績がある会社に絞ると、助言が具体的になります。
コンサル対応22社のうち料金を公開しているのは8社です。まず公開している会社で「いくらで何回相談できるか」の基準を作り、要問い合わせの会社の見積もりをそれと比べると判断が速いです。
よくある質問
クラウドファンディングのコンサルについて、検索や問い合わせで多い疑問を4つにまとめました。回答は当サイト掲載52社の集計と、各社・各プラットフォームの公式ページの記載(いずれも2026年9月24日時点)にもとづいています。料金や条件は変わることがあるので、契約前に最新の内容を確認してください。
クラウドファンディングのコンサル費用はいくらですか?
公開されている実例では、スポット相談が11,000円/60分、伴走型が99,000円(相談3回)〜165,000円(無制限)です(SHARES料金表)。助言に実務を組み合わせたプランでは、当サイト掲載の料金公開8社で初期費用0〜60万円、成功報酬10〜20%でした。
コンサルと代行はどちらがいいですか?
作業をする時間と人手があるならコンサル、無いなら代行です。判断だけ迷うなら費用の安いコンサルで足り、撮影や広告運用が社内に無いなら、その工程だけ実務を足す組み合わせが現実的です。
コンサルだけを頼める会社はありますか?
あります。SHARESのように成功報酬なしの定額でコンサルだけを提供する会社や、当サイト掲載22社のように伴走コンサルを支援範囲に含む会社があります。ただし多くの会社は実務とセットのプランが中心なので、「助言のみ」で受けられるかを最初に確認してください。
コンサルに相談するタイミングはいつですか?
企画段階です。目標金額・方式・リターンは公開後に直しにくく、事前集客は公開の2〜3週間前から始める必要があります。ページを書き始める前、公開の2か月以上前に初回相談をするのが目安です。
まとめ
クラウドファンディングのコンサルは、作業は自分でやり、目標金額・リターン・公開日・集客の順番といった判断をプロと一緒に決める支援です。費用はスポット1.1万円〜、伴走9.9万円〜の実例があり、フル代行より抑えられます。当サイト掲載52社のうち伴走コンサルに対応するのは22社、料金公開は8社です。相談は企画段階に始め、初回相談で同じ質問を2〜3社にして、答えの具体性で選んでください。
出典
- CAMPFIREアカデミー「クラウドファンディング代行業者を活用するメリットとは?」(2026年9月24日確認)
- CAMPFIREアカデミー「クラウドファンディングのやり方」(2026年9月24日確認)
- SHARES「コンサルティング料金表」(2026年9月24日確認)
- あおに「クラウドファンディングにコンサルタントは必要?選び方7つのポイント」(2026年9月24日確認)
- リトルリンク「クラファンコンサルは必要?費用相場と失敗しない選び方」(2026年9月24日確認)
- リタテラス「クラウドファンディングコンサルとは?料金相場含めプロが解説」(2026年9月24日確認)
- note「クラウドファンディング代行会社の選び方5つの基準」(2026年9月24日確認)
